今年はラニーニャ現象

よくこの時期に耳にする言葉に「エルニーニョ現象」がありますが、今年はその反対の「ラニーニャ現象」と気象庁により発表がありました。
この両現象とは、
太平洋では通常貿易風(東風)が吹いており、これにより赤道上で暖められた海水が太平洋西側(インドネシア付近)に寄せられ、かわって東側には冷たい海水が湧き上がる。これを湧昇流と言う。エルニーニョが発生すると貿易風が弱まるため、暖められた海水が太平洋中央に進出、海水の温度が上がる。これにより世界各地で異常気象が発生する。近年は約4年ごとに発生し、一度発生すると1年から1年半持続する。
上昇する海水温は通常で1~2度、最大で5度。発生のメカニズムはまだ解明されていない。
エルニーニョが発生すると、日本では冷夏、暖冬となる事が多い。世界では各地に高温、低温、多雨、少雨などが発生する。近年は2002年春~冬、2006年7月ころ~2007年2月ころに発生している。
ラニーニャ現象(La Niña)は、エルニーニョ現象と逆に東太平洋赤道上で海水の温度が低下する現象。エルニーニョと同じく世界の異常気象発生の原因となる。ラニーニャはスペイン語で「女の子」の意味である。「アンチエルニーニョ」と呼ばれていたこともあるが、「反キリスト者」の意味にもとれるため、男の子の反対で「女の子(La Niña)」と呼ばれるようになった。ラニーニャが発生すると日本では猛暑、寒冬などの異常気象の原因となる。(By wikipedia)
(もっと詳しく知りたい方はhttp://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/elnino/learning/faq/whatiselnino.html
さて、今年は暑い夏になりそうです。ビールがさぞおいしいことでしょう。その反面、猛暑、酷暑が懸念されます。地球温暖化にも輪をかけて、わが地球はどこまでヒートアップするのでしょうか・・・。先が思いやられます・・・。



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