世界初!潮力発電とは?
2007/06/18-15:10 世界初「潮力発電」開始=川底にタービン、環境負荷低く-NY
【ニューヨーク18日時事】温暖化対策に熱心なニューヨーク市で、潮の干満を利用して電力を供給するクリーンエネルギー「潮力発電」により、民間施設に電力を供給する試みが始まった。現在、マンハッタン島の東岸を流れるイーストリバーの川底でタービン6基が稼働中だ。同市によれば、潮力発電の実用化は世界初という。 潮力発電は、ダム建設が必要な水力発電と違い自然の潮流を利用するため、生態系に与える影響が少ないとされる。ブルームバーグ市長は今月11日、6基のフル稼働開始に当たり、「気候変動への影響を限定するため、あらゆる努力を払うことが重要だ」と強調した。
あのアメリカがねーと、、、おもしろい発電方法ですね。潮力発電についてちょっと調べてみました。
地球の自転や月の公転に伴って海水には潮汐力が働く。そのため時刻によって潮位が変動する。入り口の広い湾内では干満の差が大きい。そのため、満潮時には堰を開放し、湾内に海水を導入し、干潮時に堰を閉鎖し、海水をタービンに導入する。このタービンの回転力を利用して、発電機を回す。低落差の水力発電の一種ともいえる。
メリットは、燃料が不要で有害な排出部のないこと、潮汐現象を利用しているため、風力発電とは異なり出力の正確な予測が可能なことである。 しかし、日本においては、干満の差の大きいところはあるものの、大規模な潮汐発電所の設置に適した箇所が無いことから、それほど普及していない。
鳴門海峡や津軽海峡など潮流の激しい地形で水平型水車を回す研究が進められている。
メリットは、燃料が不要で有害な排出部のないこと、潮汐現象を利用しているため、風力発電とは異なり出力の正確な予測が可能なことである。 しかし、日本においては、干満の差の大きいところはあるものの、大規模な潮汐発電所の設置に適した箇所が無いことから、それほど普及していない。
鳴門海峡や津軽海峡など潮流の激しい地形で水平型水車を回す研究が進められている。
原理は単純でわかりやすいですね。しかし、この方法は適切な場所を見つけるのが難しいようです。要はいかに水を確保できるかがポイントであり、タービンの設置場所も難しそうです。しかし、フランスのランス川では40年ほど前からこの潮力発電が行なわれており、今までさほど注目されてこなかったのは・・・発電力の問題?設置コストの問題?いろいろあるんでしょうね・・・。ニューヨークでどんどん普及し、世界中の最適地を発掘し、発展していってほしいものです。
ちなみに韓国にて世界最大級の潮力発電が建設中で2014年に完成予定とのこと。さすが韓国!!!行動力がありますねー!すばらしい!頑張れ日本!




0 件のコメント:
コメントを投稿